障がい年金と精神保健福祉相談(大阪府)

社会保険労務士・精神保健福祉士としてあなたの自律と自立を応援いたします

「あきらめること」と「あきらめないこと」 3つの「できないこと」を知る

人生は思いどおりにならないことばかりだと考え、

現在も希望の見えない生活をしている人たちのお話を伺っていると、

みな一応に、あきらめの境地であり、生きる気力さえ弱まっているような感じをうけることがあります。

 

過去にいろんな出来事があって、結果として無力感を学習してしまったのでしょうか。

あるいは、生育環境から不遇な人生を歩んできたのかも知れません。

 

私たちの常識・教育では、

「努力すれば、なんでもできるはず」

と教えこまれ、そのように考えていないでしょうか?

ですから、

「できないのは自分がダメな人間だから」

と時には自分を責め、悩みもがいて、

「これじゃ、いけない!」

と頑張って、

上手く解決できている場合は人生順調に過ごせます。

ところが、問題が大きすぎて、

もうどうにもこうにも行かなくなると、

悩みは、さらにふくれあがり、最終的に自己否定的になり、

すべてが、何でもかんでも、できないことのように思えてしまっているのではないでしょうか?

 

「できないこと」をあきらめずに必死に執着して頑張っているあいだに、

「できること」に目を向けずに、体力や気力を失ってしまうのです。

 

結果として、仕事を失い、…失い、もう何にもない!

という状態に陥っている人もいます。

 

「できないこと」はあきらめるしかないのです。

 

では、何ができないことでしょうか?

「できないこと」は3つあります。

  • 自分の感情をコントロールすること
  • 現実を思いどおりにすること
  • 他の人の気持ちを思いどおりにすること

です。

どういうことか、もう少し詳しく説明しないとわかりませんね!

次回、説明することにしますが、

人生の困難を乗り越えるためには、「できること」を地道に続けていくことが必要だったのです。

「できないこと」は放っておけばいいのです。

では、「できること」はなんでしょうか?

 

それは、以外と身近なところにあるのかも知れませんよ。