障がい年金と精神保健福祉相談(大阪府)

社会保険労務士・精神保健福祉士としてあなたの自律と自立を応援いたします

お勧めセルフケアの方法、自律訓練法(Autogenic Training)

自律訓練法という名前をお聞きになったことはありますか?

ストレス解消法としては、かなり効果のある方法だと思います。

 

自律訓練法は、1932年、ドイツの精神科医シュルツによって、心身医学的な治療法として創始された治療技法です。

心身症や不安障害などの治療法として用いられるだけでなく、セルフケア(メンタルヘルス不調を未然に防止する一次予防)の方法としても取り入れられています。

 

自律訓練法は自分に暗示を与えることで、リラックスしていく方法です。

 

(方法)

まず、椅子にゆったりと座り、まぶたを閉じます。

そして、言語公式(下記の言葉)を唱えます(各公式5回)

  1. 気持ちがとても落ち着いている
  2. 両手両足がだらんと重い
  3. 両手両足が温かい

~ここからは、副作用の出る場合がまれにありますので、専門家の指導のもとで行いましょう~

④心臓が静かに打っている

⑤呼吸が楽にできている      

⑥お腹のあたりが温かい

⑦額がスーと涼しい 

 

以上です。

※心臓に問題のある人は、③は飛ばしてください。

終われば必ず消去動作を行ってください。

消去動作(終了覚醒)はボーとした状態から意識をはっきりした状態にもどします。

 

※効果を感じるのに数か月かかる場合があります

下口式自律訓練法http://www.mental-fitness.jp/ ならたった1日(数時間)の練習でリラックスを体感できたと言われる受講生がたくさんいます。